くすりの適正使用協議会は1日付で、元医薬品医療機器総合機構(PMDA)上席審議役(医療機器等担当)の俵木登美子氏が新理事長に就任したと発表した。10月23日に開催した理事会で承認された。
俵木氏は、1981年に東京大学薬学部を卒業し、厚生省(現:厚生労働省)や環境省に勤務し、2006年から厚労省で医療機器審査管理室長、食品安全性部基準審査課長、安全対策課長を歴任。13年からはPMDA上席審議役、安全管理監を務めた。医薬品の市販後安全対策では、市販直後調査の創設、患者向け医薬品ガイド制度の策定、医薬品リスク管理計画(RMP)制度の開始にかかわっている。