日本医療研究開発機構(AMED)は来年1月18日13時から、東京丸の内のフクラシア丸の内オアゾで、感染症研究国際展開戦略プログラム(J-GRID)市民向け成果報告会「海外から侵入してくる感染症―流行地で病原体と闘う日本人研究者たち」を開催する。同プログラムでは、国内の研究者たちが実際に感染症の流行地で進めている病原体の解明や新たな診断・治療薬の開発などについて、最新の研究成果が報告されることになっている。参加費は無料で定員は200人。プログラムは次の通り。
〈拠点研究者講演〉
[インフルエンザ]
パンデミックインフルエンザにどう備える?―北海道大学喜田宏、中国の鳥インフルエンザは怖いの?―東京大学河岡義裕、ミャンマーから流行を予測する!―新潟大学齋藤玲子
[蚊が運ぶ感染症]
重症化する!?あなどれないデング熱―長崎大学平山謙二、流行地タイで挑むデング熱重症化のメカニズム―大阪大学塩田達雄、ベトナムで発見!ジカ熱と小頭症―長崎大学長谷部太、アフリカでも広がるデング熱―東京医科歯科大学岩永史朗
[下痢を伴う感染症]
インド発コレラの世界的大流行―岡山大学岡本敬の介、インドネシア:ロタワクチン導入後の今―神戸大学勝二郁夫、無症状でもノロウイルス感染:フィリピンで確認―東北大学斉藤繭子
参加申込については、次の参加登録フォーム[https://krs.bz/amed/m?f=563]から申し込むこと。問い合わせは、AMED戦略推進部感染症研究課の感染症研究国際展開戦略プログラム担当[TEL03-6870-2225、E-mail:jgrid@amed.go.jp]