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【Meiji Seika ファルマ/フェドラ】新規抗菌薬「ナキュバクタム」、合弁会社を通じて開発

2019年01月15日 (火)

 Meiji Seika ファルマとカナダのバイオ企業「フェドラ・ファーマシューティカルズ」は、新規βラクタマーゼ阻害剤「ナキュバクタム(一般名)」の開発・商業化を目的とする合弁会社「ナキュジェン・セラピューティクス」を今年上半期中に設立すると発表した。ナキュバクタムについては、スイスのロシュが第III相試験を開始する予定であったが、戦略上の理由でラインセンス契約の終了に伴いMeijiとフェドラに権利が返還された治療薬であり、今後は合弁会社を通じて2社で開発を継続する。

 ナキュバクタムは、βラクタム系抗菌薬と併用することにより、βラクタマーゼを産生する薬剤耐性菌に対する抗菌力を高める薬剤となっている。北米ではフェドラが物質特許を有し、その他の地域ではMeijiが保有。


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