厚生労働省が15日に公表した2019年第6週(2月4~10日)のインフルエンザ発生状況によると、定点当たりの報告数は26.28と前週の43.24から大きく減少し、インフルエンザの流行は終息に向かいつつあると言えそうだ。先週1週間に定点以外を含む全国の医療機関を受診した患者数は、前週より69万人ほど減り、推計約98万3000人と100万人と割る水準になった。
都道府県別のインフルエンザ発生状況を見ると、定点当たりの報告数は埼玉県が38.56と最も多く、次いで沖縄県が35.50、新潟県が35.44、大分県が35.12、宮城県が32.98、石川県が32.52の順で、全ての都道府県で前週の報告数より減少が見られた。
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