佐藤製薬は点眼薬「ノアール」シリーズから、乾燥した瞳への“負担ゼロ、刺激性ゼロ”を徹底的に追求した、ドライアイ専用目薬「ノアールCL」(第3類医薬品)を新発売した(写真)。限りなく実際の涙の性質に近づけるために、目薬の基準よりもさらに厳しくpHを調製するなど、ドライアイのための目薬といえる。
同社が成人男女を対象に行った調査では、目薬を購入する目的の1位には「目の疲れ」、3位には「目の乾き」が挙げられた。さらに目の疲れの原因については、スマートフォンやパソコンの長時間利用や空気の乾燥によるダメージ、コンタクトレンズ着用によるダメージといった回答が多く、現代人にとって、目の乾燥が疲れ目の原因の一つであることが分かった。
「ノアールCL」は、ドライアイ時の目の環境に適したpHおよび浸透圧に調製しているほか、涙液型目薬の新常識である次世代の保存剤「亜塩素酸Na」(添加物)を、OTC医薬品で初めて配合した。亜塩素酸Naは点眼後、速やかに分解して涙と同じ成分になる。この“目薬保存テクノロジー”により、点眼の瞬間まで最高品質を保つ。
裸眼はもちろん、どのようなコンタクトレンズ装着時でも点眼できるため、場所を選ばず使用できる。税別希望小売価格は容量15mLで1280円。