あすか製薬の山口隆社長は24日、都内で開いた決算説明会で、2020年度に川崎研究所を武田薬品の中核研究拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)に移転することについて、これまで培ってきた低分子医薬品の創薬基盤を生かし、「自社創薬だけでなく、いろいろな企業と連携して、われわれの強みを伸ばしていく」とオープンイノベーションの加速に意欲を示した。
同社は、創薬機能の再構築を中心とした新薬事業強化を目的に、低分子創薬を手がけてきた川崎研究所の移転を決定した。創薬ベンチャーなど、多数のテナント企業が入居する湘南アイパークで研究開発を行うことにより、これまでの低分子創薬の基盤を強化していく形で最新の機器や技術を導入し、オープンイノベーションを推進していく方針である。
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