中央社会保険医療協議会総会は29日、患者一人ひとりの癌遺伝子変異に適した治療を行う癌ゲノム医療に用いる遺伝子パネル検査として、シスメックスの「オンコガイドNCCオンコパネルシステム」など医療機器4品目の保険適用を了承した。全ての品目で新規技術料として評価し、6月1日から適用される予定。
▽オンコガイドNCCオンコパネルシステム(シスメックス):固形癌患者由来の腫瘍組織(細胞診検体を含む)および同一患者由来の非腫瘍細胞成分から抽出されたゲノムDNAを検体として用い、解析プログラムにより遺伝子異常の一括検出、合計変異出現率の算出を実施。データは固形癌患者の診断、治療方針決定の補助に用いる。
技術料として、パネル検査実施料8000点、パネル検査判断・説明料4万8000点とした。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。