関西医科大学は、膵癌に対する抗癌剤併用療法の臨床試験費用をクラウドファンディングで募集することにした。治療法は既に先進医療に認定されており、保険適用を目指して第III相試験を実施する。国や製薬企業から資金援助を受けられなかったため、インターネット上で社会から広く寄付金を募ることになった。
同大が臨床試験を進めるのは、腹膜転移を伴う膵癌に対する抗癌剤併用療法。経口抗癌剤「S-1」に加え、「パクリタキセル」を腹腔内に設置したポートと静脈から投与する。
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