
三浦明前医政局経済課長
厚生労働省の三浦明前医政局経済課長は6日、長崎市内で開かれた日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会学術大会で講演し、後発品の使用促進に向けた課題に言及。「安定供給や情報提供など取り組むべきテーマには変わりはないが、その中身は変化している」と語った。後発品の普及に伴って社会に対する安定供給の責任は格段に高まっているとし、「求められる水準は大きく変わっている」と強調した。
厚労省は、2013年に後発品使用促進のロードマップを策定。目標値を段階的に引き上げながら、現在は後発品の使用割合80%を来年9月までに達成することを目指し、▽安定供給▽品質に対する信頼性確保▽情報提供の方策――などを柱に対策を進めている。
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