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【臨床腫瘍学会】CSTD使用、投与時も必要‐国内外指針や基準で明記

2019年07月24日 (水)
臨床腫瘍学会

 全ての抗癌剤の投与時に閉鎖式薬物移送システム(CSTD)を使用する病院は今後増加するとの見通しが、18日から3日間、京都市内で開かれた日本臨床腫瘍学会学術集会で示された。関連3学会が2月に発刊した職業性曝露対策ガイドラインの2019年版では初めて投与時におけるCSTDの使用が推奨された。12月に施行予定で、法的拘束力を持つ米国の基準「USP800」においても、CSTDの使用義務が明記されている。これらの指針や基準が今後、投与時の使用を後押しすることになるという。

 抗癌剤など曝露による健康被害を起こす可能性のある「ハザーダス・ドラッグ」(HD)への対策が世界的に進んでいる。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本臨床腫瘍薬学会は15年に、3学会合同で「がん薬物療法における曝露対策合同ガイドライン15年版」を出版。2月には内容を改定し19年版を発刊した。15年版では、CSTD使用の推奨はHD調製時のみにとどまっていたが、19年版には「HD静脈内投与時のルートにCSTDを使用することを強く推奨する」との文言が盛り込まれ、推奨範囲が広がった。


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