埼玉県と日本薬科大学は8月22日、高校生を対象にした「1日薬剤師体験教室」を埼玉県伊奈町の日本薬大さいたまキャンパスで開いた。県内の高校に通う学生36人が参加。講義や無菌調剤、軟膏調剤などの模擬調剤を通じ、薬剤師の仕事やOTC薬の販売制度・セルフメディケーションの重要性などを学んだ。
同教室開催に当たり、県保健医療部薬務課の芦村達哉課長は「体験教室は今年で9年目を迎えた。この教室を通じて、薬系大学に進学した人もいると聞いている。教室では、薬剤師が実際に薬局で行っている業務を通じて少しでも薬について触れてもらい、薬の正しい使い方や医薬品製造などについて勉強することになる。参加している学生の皆さんには、少しでも薬学や医療関係に興味を持ってもらえれば」とあいさつした。
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