医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団=9日に、専門コース「医師が求めるメディカルサイエンスリエゾン(MSL)とは何か?―信頼されないMSLは淘汰される」を、東京渋谷の日本薬学会長井記念ホールで開く。
研修会では、MSLについての考え方を公表し、MSLのあるべき姿を明らかにしてきた日本製薬工業協会、米国研究製薬工業協会(PhRMA)から公表後の反応や残された課題などについて講演が行われる。
その後、実際の医療現場において信頼されるMSLと信頼されないMSLでは何が違うのか、医師へのアンケート結果が紹介されるほか、MSLとコンタクトのある医師からも講演が行われる。
これら講演を踏まえ、信頼されるMSLについて参加者と議論を深めると共に、MSLをどのように適正に評価すべきかも議論する。
総合討論では、国際的にも患者中心の医療が求められる中、それを実現するためのガバナンスのあるべき姿なども探られる。
問い合わせは、同財団研修担当(TEL03-3400-5644)まで。