全日本病院協会などの病院団体で構成する日本病院団体協議会は4日、2020年度診療報酬改定に向けた要望書を、厚生労働省に提出した。各病院のポリファーマシー対策の取り組みを評価することや、病院内における薬剤師等の多職種配置の評価とチーム医療の要件緩和などを要望。厚労省は、ポリファーマシー対策については「前向きに検討していきたい」と回答した。
今回の要望書は、▽多職種協働・チームアプローチとタスクシフティング・タスクシェアリングの推進▽医療機関の機能分化・連携強化▽救急医療体制評価の充実▽医療従事者の働き方改革推進支援▽医療版ICT推進と診療報酬体系や基準届出・保険請求業務の簡素化――の5項目で構成している。
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