武田薬品など60社以上が集積している神奈川県藤沢市のオープンイノベーション拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)の藤本利夫ジェネラルマネジャーは、本紙の取材に「バイオベンチャーの誘致を最優先に進めたい」との方向性を強調した。有望なシーズを保有する大学やベンチャー企業を発掘・育成することを目的とした「インキュベーション事業」を立ち上げ、武田とジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が支援している。藤本氏は「2023年までに200社以上の入居企業を目指したい」と語った。
湘南アイパークは武田の旧湘南研究所から形を変え、昨年4月に開所した。「再生医療」「未病」「認知症」「希少疾患」の4領域をターゲットに事業化を目指し、バイオベンチャーやアカデミア、企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組んでいる。既に63社が入居している。
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