あすか製薬と東北大学発バイオベンチャー「レナサイエンス」は、産婦人科領域の開発候補品「RS8001」(一般名:ピリドキサミン)に関する共同開発と国内独占的オプション契約を結んだ。両社は共同研究を進めてきたが、日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択されたことを受け、製品化に向けた協業拡大を決めた。
今後両社は、AMEDの支援のもと、8月に東北大学などの複数の医療機関と共同で第II相医師主導治験を開始する予定。
契約によりあすかは、「RS8001」の国内開発・商業化に関する独占的ライセンスの許諾を受ける優先交渉権を獲得する。その対価として、オプション料のほか、将来のライセンスにかかる契約金をレナサイエンスに支払う可能性がある。
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