医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団=3月3日に、専門コース「これからの医薬品開発はどこに向かうのか―グローバル開発の潮流に乗り遅れないために」を、東京渋谷の日本薬学会長井記念ホールで開く。
日本の医薬品市場の成長率が鈍化し、マーケットとしての魅力が低下しつつあることから、かつての日米欧3極を中心とした医薬品開発の枠組みが大きく揺らいでいる。ICHの参加国と地域が拡大し、日本以外の国と地域がグローバル開発に積極的に参画するようになったことで、医薬品開発での日本の相対的立場の低下が危惧されている。
こうした状況の中、外資系企業のみならず、内資系企業でもグローバルな視点で臨床開発を進めることが当然となっている。
同研修会では、今後のグローバル開発の潮流、日本の進むべき方向について行政、医療機関、アカデミア、製薬企業の立場から講演が行われ、それぞれが果たすべき役割などが探られる。
問い合わせは、同財団研修担当(TEL03-3400-5644)まで。