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イノベーションと人間の尊厳と

2020年02月03日 (月)

◆ヒトの遺伝子情報に臨床情報が紐付き、生涯の健康状態が全てデータ化され、国民の医療データベースを特定機関が管理する社会――。癌遺伝子パネル検査やリアルワールドデータ(RWD)の活用をめぐっては課題が山積だが、データ社会に向け医療体制が着々と変化しつつある
◆RWDの活用で医療技術の発展や新薬創出につながることは喜ばしいが、自分の遺伝子情報が第三者に管理されることに抵抗感もある。遺伝子情報の取り扱いを規制する法整備が求められるが、日本では未だ議論が進んでいない
◆現行制度下でゲノム医療が発達すれば、遺伝子情報による差別が懸念される。民間保険への加入、企業の採用など、様々な場面で遺伝子情報の提出が求められるような社会には恐怖を感じる
◆年内には、中外製薬が遺伝子パネル検査プログラムの国内申請を予定しており、実用化されればパネル検査がさらに普及すると見られる。イノベーションを歓迎しつつ、その裏にある人間の尊厳をめぐる問題に真摯に向き合う時が来ている。




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