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バーチャル治験

2020年02月07日 (金)

◆技術革新は治験の姿を大きく変えそうだ。患者が医療機関に来院する治験からモバイルアプリやウェアラブル機器、オンライン診療を組み合わせ、医療機関以外で投薬後の検査や採血を受けられるバーチャル治験の検討が進んできた。外資系製薬企業が先行し、医薬品開発を受託するCROもサービスを競い合う
◆遠方から長時間かけて医療機関に通う患者の負担を考えると、現状維持の実施方法ではいけない。デジタル技術の活用は重要な課題で医薬品開発の加速につながる
◆ただ、データの信頼性や被験者の安全性確保など、実用化に向けては多くの課題を乗り越えなければならない。日本の治験にウェアラブル機器を使う際には日米の電波法規制の違いから海外製品を使えず、日本でデバイスを開発しなければならない難しさにも直面する
◆新しい治験に移行するためには相当な努力が必要になる。医療機関のモチベーションはどうか。バーチャル治験という言葉が一人歩きしないよう目的を理解してもらうための啓発も進めていくべきだ。



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