
協定を結んだ寺田弘新潟薬科大学長(右)と佐藤宏之新潟県薬剤師会長
新潟薬科大学と新潟県薬剤師会は6日、地域医療の発展や薬剤師の育成への貢献を目的とした包括連携協定を締結した。既に両者は、薬剤師の生涯教育などで協力関係を構築しているが、さらに臨床実務実習や臨床系科目の授業担当、薬事衛生の普及・啓発などに注力するため、包括的な協定を結んだ。新潟薬科大の寺田弘学長は、「薬剤師の職能を発揮するためには、県薬剤師会との包括連携は有益となる。薬剤師の社会人大学院の進学も含めて連携していきたい」とコメントした。
これまで両者は、薬剤師の生涯教育や薬学生の臨床実務実習などで協力関係を構築してきたほか、県薬剤師会においては大学教員が役員に選任され、大学でも大学運営に関する評価委員に薬剤師会の会員を受け入れるなど、人材交流も進めてきた。
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