厚生労働省は25日、ギリアド・サイエンシズの「ソホスブビル」(販売名:ソバルディ錠)などC型慢性肝炎、C型代償性または非代償性肝硬変に対する抗ウイルス剤9品目のほか、大塚製薬のパーキンソン病治療剤「ロチゴチン」(ニュープロパッチ)など5品目について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に指示した。
ギリアド・サイエンシズのソホスブビル(ソバルディ錠400mg)、「レジパスビルアセトン付加物・ソホスブビル」(ハーボニー配合錠)、「ソホスブビル・ベルパタスビル」(エプクルーサ配合錠)、ブリストル・マイヤーズスクイブの「ダクラタスビル塩酸塩」(ダクルインザ錠60mg)、「アスナプレビル」(スンベプラカプセル100mg)、「ダクラタスビル塩酸塩・アスナプレビル・べクラブビル塩酸塩」(ジメンシー配合錠)、MSDの「エルバスビル」(エレルサ錠50mg)、「グラゾプレビル水和物」(グラジナ錠50mg)、アッヴィの「グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル」(マヴィレット配合錠)については、「重要な基本的注意」の項に、ワルファリンやタクロリムスなど使用中の併用薬の用量調節が必要になる可能性があることを、これら併用薬を使用している患者に投与開始する場合の注意喚起として追記する。
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