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【日立造船】シリンジ容器、電子線で滅菌‐コスト低減、製造を効率化

2020年03月03日 (火)
薬剤充填前にシリンジの入ったケースを滅菌する

薬剤充填前にシリンジの入ったケースを滅菌する

 日立造船は、プレフィルドシリンジ製剤の製造工程で活用する滅菌装置を開発した。薬剤充填の前工程でシリンジを詰め込んだ輸送容器の表面を電子線で滅菌する。主流の海外製品と比べて、導入や維持のコストを抑えたことが特徴。バイオ医薬品やワクチンの市場拡大を背景に、プレフィルドシリンジ製剤の生産量は増える見通し。短い時間で大量に滅菌できる同装置は製造の効率化に役立つとして、需要の取り込みを図る考えだ。

 プレフィルドシリンジは、シリンジと薬剤で製造工程が分かれる。複数のシリンジを詰め込んだ「タブ」と呼ばれる正方形状の箱を注射器工場から製剤工場に輸送。タブを開梱してシリンジを取り出し、薬液を充填する。菌の混入を防ぐため、薬を充填する無菌空間に入れる前にタブを滅菌する必要がある。


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