エーザイは6日、2025年度までの年平均成長率で売上20%増、営業利益25%増とする中長期の業績予測を発表した。海外売上比率では19年度見通しの53%から25年度には75%まで拡大し、米国などのアメリカ事業が売上全体のおよそ半分を占めるなどグローバル化も加速させる計画だ。内藤晴夫CEOは、同日開催した事業説明会で、「抗癌剤『レンビマ』とアルツハイマー病疾患修飾薬により、飛躍的な成長を見込んでいる」と語った。
エーザイは16年に10カ年中期経営計画「E-WAY2025」を発表している。自己資本利益率(ROE)は19年度予想で15.6%を想定しており、25年度に15%以上としていた目標を前倒しで達成できる見通しだ。内藤氏は、「アジアと中国の成長が顕著であった」とグローバル化の進展に手応えを示した。
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