日本製薬工業協会は19日に開催した理事会で、今月末で退任する伍藤忠春理事長の後任として三井住友銀行顧問の白石順一氏、松原明彦常務理事の後任として元田辺三菱製薬中国事業統括部部長の中川祥子氏を選出した。4月1日付で就任する予定。
白石氏は、1977年に厚生省に入省後、厚生省医薬安全局監視指導課長、厚生労働省大臣官房審議官、環境省地球環境審議官などを歴任。2014年に三井住友銀行顧問に就任した。
中川氏は、85年にミドリ十字に入社。その後、田辺三菱の営業研修部部長、中国事業部長を歴任し、今年2月に製薬協理事長付部長に就任していた。
今月末に退任する川原章専務理事の後任も今後選任する予定。後任が決まるまでは川原氏が製薬協参与として、専務理事としての業務を担当する。