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【サラヤ/大阪大学】手指消毒剤の効果実証へ‐新型コロナで共同研究開始

2020年06月01日 (月)

 サラヤは、新型コロナウイルスを用いて自社のアルコール手指消毒剤の効果を実証する共同研究を、大阪大学微生物病研究所と開始した。アルコール製剤には、科学的な見地から手指や環境中の新型コロナウイルスを消毒する効果があると言えるが、実物のウイルスで効果を実証することにより、ユーザーの安心感を高めたい考え。汚れが存在するなど実使用環境に近い国際基準の条件で効果を検証する。まず半年間で手指消毒剤など9品目の評価を実施し、年内の結果公開を目指す。

 新型コロナウイルスは消毒剤への感受性が高く、手指や環境に存在するウイルスの消毒には、現在アルコール製剤が広く用いられている。類似構造を持つウイルスに対するアルコール製剤の消毒効果は実証されており、科学的には新型コロナウイルスにも同等の効果を示すと言える。


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