日本調剤は、医療機関の医薬品情報(DI)の収集と評価を一元管理することで、標準化と効率化を支援する国内初の高度DIウェブプラットフォーム「FINDAT(ファインダット)」を開発し、1日から運用を開始した。国内外の各種ガイドラインやグローバルで信頼性の高い有料の二次情報データベースなどから網羅的に集めた医薬品情報を中立的に評価。標準フォーミュラリーなど、実務に役立つ医薬品情報を提供し、標準薬物治療を推進するためのフォーミュラリーマネジメントなどの資料作成に役立ててもらいたい考え。
医薬品情報については、多岐にわたる情報提供が求められているが、医療機関では情報源へのアクセスが問題であったり、人手不足で高度な情報提供ができない状況も見られる。こうした中で同社は、患者のための中立的な医薬品情報の提供が必要と判断。情報提供のための収集と評価を一元化、効率化するため、「FINDAT」を設立することにした。
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