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対応にガッカリした

2020年07月01日 (水)

◆間違えて用量の2倍の抗菌薬を飲んでしまったことがある。服用直後に薬袋を見て気付いた。不安に思って、薬局に電話をかけると「治療方針に関わるので、処方医から連絡してもらいます」と薬剤師。数時間後に処方医から電話があったが、「大丈夫でしょう。もし体調が悪化したら連絡を」と言われただけだった
◆本をただせば飲み間違えた自分に非があるが、対応にガッカリした。不安の解消につながるエビデンスを求めて電話をかけたのに、根拠のない説明しか得られなかったからだ
◆この場合、薬剤師は医師との関係性を優先して自分の意見を伝えることをためらったのではないか。処方医が患者の治療全体に幅を利かせているようで、門前薬局の薬剤師は萎縮しているようだった
◆医師が治療に関する全権を掌握して、薬剤師が肩身の狭い思いをするのは健全でないと思う。まず薬局に電話をかけたのは、薬剤師ならば薬学的な視点で助言してくれると思ったからだ。薬剤師が力を発揮しやすい医療現場になってほしい。



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