◆日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)によると、ドラッグストア業界が1年間に利用するレジ袋は約33億枚。これを平積みすると、富士山(3776m)約18個分の高さに相当するという
◆1日から小売店でのレジ袋(プラスチック製買い物袋)が有料化された。JACDSは重点施策にレジ袋削減を打ち出し、制度開始に先行する形で有料化をスタートさせるなど取り組みを進めてきた
◆会員企業アンケートを見ると、4月1日から開始したのは5137店舗で、全ドラッグストア店舗数の約25%に上った。また、レジ袋の辞退率は6~8割となり、有料化に伴うクレームなどはほとんど発生しなかったとの結果が得られている
◆JACDSの池野隆光会長は、「業界として取り決めてスタートさせたことに大きな意義があり、加盟各社の意識の高さを誇りに思う」と強調する。ドラッグストア企業が引き続き、環境問題と真摯に向き合っていけば、富士山18個分に積み上げられたレジ袋の高さは、みるみる低くなっていくだろう。
レジ袋有料化
2020年07月03日 (金)
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