武田薬品は10日、国内の事業運営について消化器疾患や希少疾患、癌など五つの領域に注力し、2024年度までに八つの新規化合物、九つのグローバルブランドを含めた31製品の承認を目指す計画を発表した。製品ポートフィリオの転換を加速させ、MRによる情報提供体制もパイプラインの進捗状況に応じて柔軟に人材配置を行うほか、成果に基づく人事評価制度も推進する。
同社の国内事業はグローバル戦略に沿って、消化器疾患、希少疾患、血液分画製剤、癌、ニューロサイエンスの五つの領域に絞った医薬品事業にリソースを集中させる。24年までに想定する31製品の承認のうち、癌領域で13製品、血漿分画製剤で4製品の承認を取得する可能性があるとしている。連結子会社化したシャイアー製品は10製品の承認取得を目指している。
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