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【大正製薬・上原社長】第1類医薬品の開発推進打ち出す

2008年9月18日 (木)

上原社長
上原社長

 大正製薬の上原明社長は、今後のOTC医薬品市場に対するアプローチについて、「シェアを伸ばすためには、新しい効能、薬効群のスイッチOTCを獲得していくことが必要」と強調。大正製薬として第1類医薬品の開発へ、積極的に取り組む考えを示した。新製品発表会で語ったもの。

 上原氏によれば、日本のOTC薬市場は現在1兆円強で、ここ10年間は縮小傾向が続いている。その要因について、「再販売価格維持制度の対象から、1995年にドリンク剤と滋養強壮剤が、さらに96年にはOTC薬全体が外され、それを契機に価格訴求の波が訪れた」と分析。また、新しい効能や薬効群に対する承認許可が、なかなか下りなかった点も原因の一つに挙げた。

 その一方で、「ここ102年前から対前年比が底をつきはじめ、07年は06年に比べ1%伸びており、ようやく底止まった気がする」との見方を示した。それを牽引しているのが生活改善薬であるとし、「当社の製品でいえば発毛剤、禁煙補助剤、シミ取りなどの領域が大幅に伸長している」と述べた。

 今後、OTC薬市場を成長させていく手段については、「現在の生活者には、自分の健康は自分の責任で守るというセルフメディケーションの考え方が浸透している」とした上で、優れたOTC薬成分の開発と、それを間違いなく使ってもらうための情報提供の重要性を指摘した。具体的には、▽新しい効能や薬効群をスイッチOTC化し、西洋ハーブなど新しい領域へも入り込んでいく▽宣伝も適切な表現を探し求め、生活者には今まで以上に正しい情報を発信していく――ことが、飛躍させる原点だと語った。

 また、商品開発本部の畑中伸治副本部長は、第1類医薬品開発に向けた同社の取り組みを説明する中で、厚生労働省が打ち立てたスイッチOTC促進のための新スキームを紹介。「まさに国の強い意志が示されたと考えており、この分野へ前向きに取り組んでいきたい。セルフメディケーションは、自らの健康を自らの責任で守るもの。その大きな役割を担うのが第1類医薬品であり、新領域への挑戦も含め、今後も注力していく」と強調した。

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