日本医療研究開発機構(AMED)は28日、複数の製薬企業の化合物を一元的に管理、相互利用できる「オールジャパン創薬ライブラリー」の運用に必要な基盤の構築が完了したと発表した。同ライブラリーは製薬企業の維持・管理コストの削減を目的としており、化合物を適切に管理するデータベースや、ヒューマンエラー防止のため、全作業工程でバーコードやQRコードを利用した管理方法などを導入した。
製薬企業が創薬スクリーニングで使用する化合物をストックしたライブラリーについては、維持・管理費用の削減、アカデミアの視点から利便性の高いライブラリーの整備、拡充などが求められている。
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