TOP > 無季言 ∨ 

治療アプリの開発競争が加速

2020年09月07日 (月)

◆スマートフォン向けアプリを、医師が医薬品のように処方する――。こうしたデジタル医療が日本でも始まろうとしている。デジタル医療スタートアップのキュアアップが8月、医療機器としてニコチン依存症患者用の治療アプリの国内承認を取得。アジア初の医療用治療アプリが誕生することになった
◆治療アプリの開発競争は加速しており、田辺三菱製薬や塩野義製薬など、製薬企業も開発に乗り出している。デジタル医療が進む米国では、6月に治療用ビデオゲームが初めて承認された。デジタル医療のグローバル市場が形成されている
◆国内薬価引き下げなど厳しい事業環境に直面する製薬企業にとってデジタル医療は市場開拓の好機となる。新型コロナウイルスを契機に、リモート医療体制が整備されれば、需要も一層高まるだろう
◆今後、巨大IT企業やゲーム会社などが競合相手になることも予想され、市場は複雑化しそうだ。これまで製薬企業同士の大規模なM&Aが相次いでいたが、異業種を交えた業界再編の可能性もある。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術