◆昨年9月にはラグビーワールドカップが日本で開幕し、多くのファンが会場で歓声を挙げたが、1年前が遠い昔に感じられるほど世界の環境が激変してしまった
◆16日に発足した菅内閣は、留任や再入閣の閣僚が多数を占めた。舵取りの誤りが許されない現在にあって確実さを求めた布陣となり、厚生労働相に就いた田村憲久氏も6年ぶりの再登板となった。自民党内で新型コロナ対策の先頭に立つなど、大臣としての準備は万全と言える
◆社会に活気が戻らないのは、ワクチンがないことによる不安が大きいのではないか。製薬企業の開発状況によるが、来年前半に全国民分のワクチンを確保する目標をクリアできるかどうかが新内閣の試金石となる。厚労族として経験豊富な田村氏のリーダーシップに期待がかかる
◆余裕を持てる状況にないことは首相が最も理解しているだろう。座右の銘である「意志あれば道あり」は、米国大統領のリンカーンが遺した言葉とされる。後世で評価されるかは、これからの仕事ぶりにかかっている。
菅新内閣の仕事ぶりに期待
2020年09月23日 (水)
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