日本の医薬品卸業界は、薬価改定やジェネリック薬使用促進などの医療費抑制策の進展と、価格競争の再燃で市場価格の混乱を招いたほか、新型コロナウイルス感染症の拡大による患者の受診抑制、メーカー・卸の営業活動制限などが影響して、2021年3月期中間決算は、主要医薬品卸各社は全て減収減益の結果となった。主要各社の連結、セグメント別の中間期業績と通期業績予想を示す。
メディパルホールディングス
連結売上総利益は1070億円(対売上比6.74%)、販管費890億円(5.61%)、営業利益率1.13%、経常利益率1.51%であった。
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