◆光陰矢の如し、はや師走である。新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年だった。今、全国に第3波が押し寄せているが、それまでの波とは比べものにならない熾烈さである。この勢いのまま年末年始を過ごすことになるのだろうか
◆そんな中、明るい話題もある。国立天文台は、ハワイのすばる望遠鏡特殊カメラが地球に帰還途中の小惑星探査機「はやぶさ2」を捉えたと発表した。連続画像には、580万km彼方を24.6等級の明るさで光りながら飛行している姿が映し出されている
◆24.6等級は、肉眼で見える限界とされる6等級の2700万分の1とのことだ。マークがなければ素人には見分けが付かない。JAXAによると、6日に帰還する予定だという。小惑星からのサンプル回収・分析がすぐに人々の生活に直接役立つわけではないが、全ての科学技術は何らかの成果をもたらすと信じている
◆喫緊の脅威である新型コロナウイルス感染症に対するワクチン、治療薬の開発に、日本の科学技術が貢献することを願いたい。
全ての科学技術が
2020年12月02日 (水)
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