薬事・食品衛生審議会再生医療等製品・生物由来技術部会は3日、第一三共のキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法「イエスカルタ点滴静注」(一般名:アキシカブタゲンシロルユーセル)の製造販売承認を審議し、了承した。国内で2番目のCAR-T療法で、既存薬にはない原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫を効能・効果としている。厚生労働省は1カ月後をメドに承認したい考え。
同剤は、ノバルティスファーマのキムリア点滴静注に続く、CAR-T療法を採用した再生医療等製品。患者の末梢血から採取したT細胞にCD19を標的とするCARを発現させ、その細胞を点滴で静脈内に投与する。
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