日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の池野隆光会長(ウエルシアホールディングス)は11日の定例会見で、2020年について「コロナで明けてコロナで終わる。収束しないまま拡大していっていることが大変問題」と指摘。「来年にかけてもこのような状況が続いていけば、日本経済にとって大きな影響があるだろう」との認識を示した。一方で、「JACDSが厚生労働省や日本薬剤師会、日本保険薬局協会(NPhA)などと情報共有を図ることができたのは非常に良かった」と話した。
今年は新型コロナ感染拡大の影響が多方面に波及したが、ドラッグストア業態について池野氏は「比較的、生活密着型であったことが幸いし、全体では成長し続けることができた」と説明。「今後、どのようになっていくかは分からないが、生活様態としてしっかりした方針を持って取り組んでいかなくてはならない」と語った。
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