デンマークのバイオ企業「ジェンマブ」の日本法人は13日、11日付で東京都から第一種医薬品製造販売業の業許可を取得したと発表した。固形癌と血液腫瘍領域の抗体医薬品の展開を目指す同社は、昨年3月から自社開発・販売体制を整備してきたが、今回の業許可取得によって日本市場への本格参入を目指す。
ジェンマブは、1999年に設立されたデンマークのバイオ企業。抗体医薬品の研究開発を強みとしており、他社への導出を通じて癌領域の抗体医薬品を展開してきた。デンマークのほか、日本、オランダ、米国に拠点がある。2019年に設立した日本法人では、今回の業許可の取得によって国内での医療用医薬品の製造販売が可能となった。
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