厚生労働省は、来月4日に「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット(JHVS)2020シンポジウム」をオンライン形式で開催する。昨年10月14~16日に厚労省の主催で開催した「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット」の一環で開催するもの。
同シンポジウムは、アカデミアなど国内医療系ベンチャーが保有する優れたシーズやアイデアなどの実用化を加速させ、エコシステムの波に乗ることができるよう支援することを目指して開くもの。昨年度まではジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミットの会期中に短時間で開催していたが、より多くの人に知ってもらえるよう今年度は規模を拡大してサミットの会期・会場とは別にシンポジウムを開催する。
シンポジウムでは、厚労省や経済産業省など関係省庁や公的機関による医療系ベンチャー支援施策の紹介、医療系ベンチャーや大企業などを交えた業界動向やエコシステムに関する発表、パネルディスカッションなどの意見交換、海外アクセラレーターから見た日本のベンチャー企業の期待などについて紹介される。
そのほか、昨年10月のサミットで実施された出展者による「90秒エレベーターピッチ」の優秀者であるベンチャー企業8社を表彰する。受賞者は以下の通り。
〈JHVS2020ベンチャーアワード〉
▽MabGenesis▽スリープウェル▽メドセラ▽オンチップ・バイオテクノロジーズ▽PuREC
〈審査員特別賞〉
▽ナレッジパレット▽ブレイゾン・セラピューティクス▽ジーンテクノサイエンス