◆「電子お薬手帳を使っている人は3割弱にとどまる」との結果が、データインデックスが全国の20~60代男女4000人超を対象に行った「電子版お薬手帳へのニーズ調査」で明らかになった
◆電子お薬手帳を「使いたいと思わない」人の理由としては、「紙でこと足りている」が49.2%と半数近くに上った。同社は「紙のお薬手帳と差別化できていないことが普及を妨げている一因」と分析している
◆その一方、電子お薬手帳に求める機能としては「薬の効能、副作用などの詳細情報が分かる」との回答が46.1%で最も多くなった。情報の検索やログを残すなど、“電子版だからこそ”の機能強化が求められていることが明らかになった
◆実際に薬局を訪れた際も、今はまだ電子お薬手帳より紙のお薬手帳を使っている人の方が多いように感じる。スマートフォンの普及やペーパーレス化は時代の流れと言えるが、電子お薬手帳に関しては、「紙でこと足りる」と考えている人たちを振り向かせる付加価値が必要になるだろう。
電子版お薬手帳を普及させるには
2021年02月12日 (金)
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