医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団=レギュラトリーサイエンスエキスパート研修会専門コース「リアルワールドデータ(RWD)の利活用と課題―基本編:産官学での取り組み」が3月10日、Zoomを利用したウェビナーによって開催される。
2018年にGPSP省令が改正され、製造販売後調査の一つにデータベース調査が追加され、同時期に臨床研究法が施行され、医師主導の介入研究の実施に関する基準が厳格化された。
これら環境変化の結果、日本の製薬企業でも観察研究の重要性が高まり、観察研究の担当者を増やして実施体制を整備する企業が増えている。観察研究は、日本で急速に発展、進化している分野となっている。
こうした中、今回のウェビナーでは、RWD/RWE(リアルワールドエビデンス)に関して、産官学の立場から最新の知見が示され、現状の課題や今後の展望について幅広く学ぶと共に、共有できる研修が企画された。