米ファイザーは1日、新型コロナウイルス感染症ワクチン「コミナティ筋注」(一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン)の日本における添付文書を改訂し、マイナス25~マイナス15℃で最長14日間保存できるようにした。ワクチンの輸送、保管により柔軟性を持たせる狙い。
今回の改訂では、添付文書の「薬剤調製時の注意」の項目に、新たに「保存方法」を追記した。具体的には、マイナス90~マイナス60℃からマイナス25~マイナス15℃に移し、最長14日間保存できるとした。また、1回に限り、再度マイナス90~マイナス60℃に戻して保存できるとし、いずれの場合も有効期間内に使用するよう求めている。
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