◆東日本大震災の発生から10年という時間が経過した。最近、被災地の一つである宮城県の南三陸町を訪れる機会があったが、嵩上げなどの工事が進み、大きな道路が整備され、壊滅状態だった震災当時と比べ、街はどんどん姿を進化させていた
◆2月13日の深夜には、東北地方で最大震度6強を計測する大きな地震が発生した。まるで、図ったかのようなタイミングにさえ感じもしたが、いつ起きるのかが分からないのが災害であることを改めて強く認識させられた
◆震災直後は十分だった災害に対する備え、高かった防災の意識は、果たして現在はどうだろうか。10年という時間は決して短くなく、当時と「変わらぬ備え」「変わらぬ意識」と言える人は決して多くないかもしれない
◆加えて、現在はコロナ禍の真っ只中にある。コロナ禍に大規模な自然災害が重なれば、それは誰もが未経験であり、影響は計り知れない。コロナ禍で新しい生活様式が求められているが、災害への備え、防災意識も新たにしていく必要がある。
東日本大震災から10年
2021年03月10日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
寄稿