◆新型コロナウイルスワクチンを打つべきか、打たないべきかの選択に悩み、地域住民が薬局薬剤師に相談を求めるケースが増えているという。小中学校では教職員から養護教諭にワクチン接種に関する質問が殺到し、学校薬剤師の担う役割も大きい
◆アナフィラキシーなどの副反応に不安を感じる人は多く、各都道府県はワクチン相談窓口を立ち上げた。安心して接種を受けるためには、身近な相談相手も必要。その意味でも薬剤師に期待したい
◆地域住民から信頼されるには、薬剤師一人ひとりが新型コロナウイルス感染症ワクチンを理解し、相手の生活背景を踏まえて説明する必要がある。各市町村から薬剤師会にワクチン接種補助などの協力要請が行われ、ワクチンの希釈や充填に関する研修も始まっているが、住民の相談に対応していくための情報提供はどうだろうか
◆今回のワクチン接種は薬剤師が地域住民から相談相手として認知され、存在感を示す好機でもある。普及率が低いとされるかかりつけ薬剤師の定着に結びつけたい。
薬剤師へのワクチン相談が増加
2021年03月12日 (金)
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