第一三共は12日、アストラゼネカ(AZ)が承認申請中の新型コロナウイルスワクチン「AZD1222」について、国内での製剤化を開始したと発表した。製剤化は製造子会社の第一三共バイオテックを通じて、国の事業で整備した設備を使って実施する。
新型コロナウイルス感染症ワクチンについては、AZが国内で製造する方針を示しており、第一三共、KMバイオロジクスと製剤化に関する業務委受託契約を締結している。この契約に基づき、第一三共はAZから提供された原液を用いて、バイアル充填や包装などを担う。
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