河野太郎行政改革担当相は12日に記者会見し、新型コロナウイルス感染症ワクチンの供給について、1瓶当たり6回接種可能な注射器を調達したことを明らかにし、「4月12日以降の医療従事者向け2回目の優先接種からは、5回接種から6回接種へと切り替えていく」との方針を明らかにした。また、高齢者向け接種については、「6月末までには高齢者3600万人に対する2回分の配布を完了したい」との見通しを示した。
政府は、高齢者向け接種開始に向け、ワクチンの十分な供給量と1瓶当たり6回接種可能な注射器の確保に取り組んできた。河野氏は「欧州承認を前提に3月分、4月分で合計3419箱(66万6705バイアル)増加することになった」と説明。きょう15日に欧州から第5便として、ワクチン360箱(約7万バイアル)が到着する見込み。
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