日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の池野隆光会長(ウエルシアホールディングス)は2日の定例記者会見で、先日公表した2020年度のドラッグストア実態調査結果を受け、JACDSが目標に掲げる「10兆円産業化」の到達時期について言及し、「あと5年くらいはかかる」との予測を示した。
20年度版実態調査の主な結果を見ると、全国総店舗数は2万1284店舗、総売上高は8兆0363億円となった。総売上高について、JACDSの田中浩幸事務総長は、「ここ数年続けている前年度比105%前後の成長を、今回も示すこととなった」と説明。「コロナ禍でも郊外型店舗を中心に需要が活発で、その受け皿としてドラッグストアもスーパーマーケットも業績が好調」とした。
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