◆新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種する人材として、薬剤師を活用する議論が本格化しそうだ。河野太郎ワクチン担当大臣も薬剤師の活用について言及した
◆薬剤師がワクチンを接種できるようにすべきとの声はSNSで上がっており、首相や各担当大臣に宛てた「薬剤師が新型コロナワクチンを接種できるようにしよう!」と題したインターネット署名では2万4000筆以上の賛同が得られた。接種を担う医療者不足が課題となる中、国内に31万人いる薬剤師が活躍できる余地があるとしている
◆草の根運動から国レベルの議論にまで発展したようにも見受けられ、薬剤師の職能に関わる法改正にまで至れば、署名活動の意義は大きい。海外では薬剤師がワクチン接種に関わっている国もあり、薬剤師がワクチン接種過程に携わることで、接種率が向上したとする研究成果もある
◆新型コロナに限らず、日本でもワクチンの定期接種の場として薬局が活用されれば、地域医療の拠点としての薬局の存在感がさらに増すことになる。
薬剤師のワクチン接種、議論が本格化
2021年05月21日 (金)
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