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イノベ評価する薬価制度を

2021年07月14日 (水)

◆2022年度薬価改定に向けた議論が年後半から中央社会保険医療協議会で本格化してくる。秋には薬価調査が実施され、関係業界からの意見聴取を行った上で年内には取りまとめが行われる予定だ
◆4月の中間年改定では、平均乖離率0.625倍超と約7割の品目が対象となり、製薬業界などは反発。次期改定に向けて薬価のあり方の見直しが議論の焦点となる。製薬業界は革新的新薬の価値が適切に薬価へ反映され得る評価体系を求めるのに対し、支払側はさらなる薬剤費の適正化を進めるべきと譲らない
◆新薬創出等加算が果たしてきた貢献としてドラッグラグの解消がある。ただ、日本製薬工業協会医薬産業政策研究所が公表したデータによると、日本に拠点がない新興バイオ企業が生み出した希少疾病医薬品で新たなドラッグラグを引き起こしているという
◆イノベーションの担い手は製薬企業からベンチャーにシフトしている。日本が開発拠点として選ばれるかはイノベーションを評価する薬価制度が重要な要素になるのは間違いない。



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