長崎国際大学薬学部の末廣真理恵助教らは、2000人近くの新型コロナウイルス感染症ワクチン接種者を対象とした横断研究で、「未成年」が有害事象発現のリスク因子であることを初めて明らかにした。経験上、未成年者に有害事象が出やすいと言われているが、研究を実施し、その数値的な裏づけを示した。
長崎国際大の職域接種で、米モデルナ製の新型コロナワクチンの1回目の接種を受けた18~70歳の1877人を対象に解析した。筋肉痛や倦怠感、発熱など全身性の有害事象と、疼痛や腫脹など接種部位の有害事象について、発現の有無や持続期間などをアンケート形式で調べた。
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