4~6月、IQVIA
2021年4~6月の国内医療用医薬品市場が前年同期比2.5%増の2兆6450億円となったことがIQVIAの調査で分かった。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が本格化する中、四半期ベースでは20年第1四半期以来の増加となった。
市場別では、病院市場が4.7%増の1兆2322億円、開業医市場が0.6%増の4790億円、調剤薬局が主である薬局その他市場が0.7%増の9337億円となった。病院市場のプラス成長は第1四半期に続くもので、新型コロナ第1波で初の緊急事態宣言が発出された前年同期の1.7%減から復調した。3市場が共に前年を上回るのは19年第3四半期以来となった。
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